写真を趣味にする

カメラ

高齢者の写真家はレベルが高い

定年後から何らかの趣味を始める人は多くいるわけですが、中でも人気が高いものの一つとして写真があります。

高齢者人口はここ数十年ずっと増加傾向にありますが、そうした母数の増加に合わせて増えてきているのが高齢者のアマチュアカメラマンです。

高齢者を対象にしたアンケート調査でも、趣味がある人の中で「写真」を挙げている割合は約11%とトップ10に入ってくるほどで、今や高齢者の10人に1人は何らかの形で写真を趣味で撮っていることになります。

カメラのよいところは絵画や音楽のようにある程度形にするために長い練習期間を必要としないところです。

極端な話ですが携帯やスマートフォンに付属しているカメラを使ってでも趣味の写真をたくさんとっていくということは可能です。

逆にお気に入りの高級カメラを購入して本格的な写真を撮ることもでき、入門編から上級者編までレベルに合わせた楽しみ方をしていくことができます。

よい写真をとるためには時間をかけてじっくり待つといったことも必要になりますので、余暇をアート活動にあてるという意味では写真はかなり適した方法と言えます。

まずはコンパクトなカメラから購入してみる

これからカメラを趣味にしたいという人なら、まずは携帯の付属品だけではなくきちんと専用のカメラを一つ購入するのがおすすめです。

現在最新型のスマートフォンについているカメラなどでもかなり高性能ではあるのですが、やはり専用のデジカメと比較すると細かい機能の面では物足りなさがあります。

最初はコンパクト式のものでもよいので長く使えるものを一つ購入してみて、それを使ってとにかくたくさんの写真をとってみましょう。

デジカメも高額なものになるとプロも使うような一眼レフなどもありますが、まずはデジカメでどういった撮影ができるかという基本をマスターしてからでないと使いこなすことはできません。

たくさん写真撮影をしていくうちにシャッタースピードの操作や、明るさによって露出を変えたりといったことができるようになってくるので、そうした技術を覚えてきたら少しずつ機材などを増やしていってみてください。