セカンドライフに向けて、早いうちから資産運用の見直しを!

金色の豚の貯金箱

老後資金はいくらあれば安心なのか

年金だけで生活をしていくことが実質的に不可能になっている現在においては、定年になってから自分でいくら資産を用意することができるかということが問題になってきます。

日本においては高齢者の寿命も年々伸びてきており、男女とも90歳近くまで生きるのがあたりまえのようにもなっています。

そうすると65歳で定年退職をしてからもそのあとに少なくとも25年という長い年月があるという計算になりますので、その間どういった資産運用をしていくかということが悩みになってきます。

さまざまな計算方法がありますが、仮に夫婦二人で90歳近くまで生活をしていくということで試算をした場合、だいたい5000万円~6000万円は自己資金として必要と言われています。

これは国民年金としてもらえる額から算出したものなので、厚生年金などでそれ以上の年金額を確保できるということならまた若干数字は違ってきますが、それでも数千万円単位で貯蓄がないと生活は相当に厳しいということになります。

仮に退職金として2000万円程度をもらったとしても、それだけでは寿命を全うするまでに十分な資金を確保することができないと言えます。

資産の有効な運用方法

しかし老後の資金に不安があるとはいえ、闇雲に現在の貯蓄額を特定の投資に突っ込むというのはかなりリスクが高い行為です。

実際そうした老後の生活に不安を感じる高齢者をターゲットにした詐欺事例も多く報告されており、あまりにも不安を感じすぎること事態が悪質な業者に付け込まれる隙を与えることになります。

言うほど簡単なことではないのですが、そうした悪質な業者に引っかからないためにもまずは自分自身でしっかりとした投資や資産管理ができる知識を身につけておく必要があります。

自分自身で勉強をすることも必要ですが、合わせて信頼ができるフィナンシャルプランナーの人についてもらうなど、プロの手を借りるということも一つの選択になります。